GSX、医療業界向けのセキュリティ対策製品・サービスをまとめたパッケージを提供

　グローバルセキュリティエキスパート株式会社（以下、GSX）は3日、医療機関向けのサイバーセキュリティ対策をパッケージ化した「医療業界向けセキュリティパッケージ」の提供を開始した。

　医療業界向けセキュリティパッケージは、エンドポイントのセキュリティを保護するEDR製品「CrowdStrike Falcon」、インターネットゲートウェイ製品「i-FILTER」、各種セキュリティポリシーに関する文書のひな形を提供する「セキュリティ文書テンプレート」、従業員向けのセキュリティ教育サービス「Mina Secure」の4つの製品・サービスをパッケージ化した製品。

医療業界向けセキュリティパッケージ

　CrowdStrike Falconは、ユーザーが利用するPCやサーバー（エンドポイント）の管理や、攻撃の自動ブロックと攻撃の検知・対処が可能。管理サーバーはクラウドサービスとして提供するため、導入・運用が簡単に行え、必要な初期設定もGSXが代行する。

　i-FILTERは、Webによる内部からの情報漏えいや外部からの攻撃を防ぎ、安全な業務環境を実現する。企業内で使用を許可していない、IT機器やサービスの無断使用（シャドーIT）の抑制や、Webサイト閲覧制限、SaaSサービスの管理も簡単に実施できる。

　セキュリティ文書テンプレートは、テレワークのガイドラインやスマートデバイス管理など、各種セキュリティポリシーに関する文書のひな形を提供する。多くの企業で文書の策定・導入を実施してきた、GSXの知見を生かした文書テンプレートを使用することで、顧客側の文書作成の手間を軽減する。また、オプションで、メールまたはWeb会議システムを通じた助言型支援を行う。

　Mina Secureは、従業員の教育啓発に必要なセキュリティ教育コンテンツとして、「情報セキュリティ研修コース」「IPA情報セキュリティ10大脅威2021 個人編」「IPA情報セキュリティ10大脅威2021 組織編」といったコースを、eラーニング形式で提供する。