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ウォッチガード、「WatchGuard Cloud」に新たなエンドポイントセキュリティモジュールを追加

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は28日、マネージドサービスプロバイダー(MSP)向けのセキュリティ管理プラットフォーム「WatchGuard Cloud」に、「WatchGuard Patch Management(パッチ管理)」「WatchGuard Full Encryption(フル暗号化)」「WatchGuard Advanced Reporting Tool(ART)(高機能レポーティングツール)」「WatchGuard Data Control(データコントロール)」の4つのエンドポイントセキュリティモジュールを追加したと発表した。

 WatchGuard Patch Managementは、OSやWindows上で稼働するサードパーティアプリケーションの脆弱性を管理するモジュールで、攻撃対象領域の削減をはじめ、予防機能やインシデントの封じ込め能力の強化を可能にする。

 WatchGuard Full Encryptionは、WindowsのBitLockerを活用し、フルディスクとUSBドライブの暗号化やキーリカバリを一元的にコントロール・管理する。

 WatchGuard Advanced Reporting Tool(ART)は、アプリケーション、ネットワーク、ユーザーの日常運用に関する詳細情報を提供する。エンドポイントにおいてすぐに利用可能な事前定義のクエリ、ダッシュボード、アラートが含まれる。管理者は、エンドポイントテレメトリに基づく、カスタマイズされたクエリやアラートを作成することもできる。

 WatchGuard Data Controlは、保管データから利用データ、移動中のデータまで、エンドポイントに関する非構造化の機密または個人情報について、ディスカバリ、監査、監視を行う。また、リアルタイムのカスタム検索により、特定のコンテンツ内のファイルを検索することもできる。

 これら4つのモジュールを統合させることで、ウォッチガードの統合型セキュリティプラットフォームを強化し、ソリューションプロバイダーや顧客は、ウォッチガードの全てのエンドポイントソリューションへの一元アクセスが可能となり、さらにネットワークセキュリティ、MFA(多要素認証)、セキュアWi-Fiなど、その他のセキュリティサービスとの連携も実現できるとしている。