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クラウド型タレントマネジメント「HRBrain」、ダッシュボードや人材カルテなどの新機能を提供へ

人事指標や人材データの直感的な把握を支援

 株式会社HRBrainは21日、クラウド型タレントマネジメントシステム「HRBrain」において、2022年春に「ダッシュボード」「人材カルテ」の両機能を、2022年夏に労務管理サービス「HRBrain 労務管理」を、それぞれリリースすると発表した。

 HRBrainは、人材データの管理・分析・活用を通じて、戦略的な人事の意思決定を支援するクラウドサービス。人事関連業務のデジタル化によって効率化を図るとともに、人事にかかわるデータを集約・分析することにより、データに基づいた人事の意思決定をサポートするとしている。

 今回発表された新機能のうち、ダッシュボードは、HRBrainに蓄積される組織情報を可視化し、人事指標に素早くアクセス可能にする機能。従業員人数や男女比の組織情報、入退社推移や部署ごとの平均残業時間といった人事指標が直感的に把握できるようになるため、例えば、部署・部門が抱える見えない課題を把握し、実効性のある施策を考えるといったメリットを得られるという。

ダッシュボードの画面イメージ

 一方の人材カルテは、HRBrainに登録されているデータをもとに、目的に応じた情報を個人ごとにまとめ、可視化することで、人事業務の効率化を支援する機能。それぞれの従業員のキャリアプランや、活躍人材のスキル・パフォーマンスデータをひと目で把握可能なため、最適配置や人材登用などの意思決定にも活用できるとした。また、活躍人材の経験履歴から、次世代のポテンシャル人材の傾向分析をすることにより、育成計画の策定も行えるとのこと。

人材カルテの画面イメージ

 新サービスの「HRBrain 労務管理」は、入退社手続きに必要な行政書類や、さまざまな労務手続きをデジタル化するサービス。シンプルで使いやすいユーザーインターフェイスにより、従業員が能動的に記入することを促進することにより、担当者の配布・回収などの手間を削減するほか、各従業員の書類提出・進捗状況を一覧で把握できる画面も提供する。また、HRBrainの個人データと連携し、すべての人材情報を一元管理可能にするとのことだ。

HRBrain 労務管理の画面イメージ