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サイバートラスト、セキュアなクラウド利用を実現する統合認証ソリューションを推進

「デバイス ID」とHPEの「IceWall SSO」が連携

 サイバートラスト株式会社は18日、自社の端末認証サービス「サイバートラスト デバイス ID」と、日本ヒューレット・パッカード株式会社のシングルサインオン(SSO)/統合認証基盤「IceWall SSO」とを連携させ、リモートからクラウドサービスを安全に利用できる、統合認証ソリューションの提供を推進すると発表した。

 日本ヒューレット・パッカードのIceWall SSOは、1回のユーザー認証で複数の業務システム、クラウドサービスなどへのアクセスを可能にするSSO製品。

 一方のデバイスIDは、管理者が指定した端末にのみデバイス証明書を登録し、かつ一度登録されたデバイス証明書の複製や取り出しができない仕組みをWindows、macOS、iOS、Androidといったマルチ環境で実現できる、デバイス証明書発行管理サービスである。

 今回両社では、それぞれの製品の連携により、テレワークや社外からのリモートアクセスの際に、ユーザー認証に加えて、会社支給の端末のみ許可する「端末認証」のニーズに応えるとした。

 具体的には、IceWall SSOの統合認証基盤の配下でデバイスIDを利用することで、Office 365などのクラウドサービスを導入する企業は、企業が認めた端末からのみ、指定したサイトや企業内システムに対して安全にSSOアクセスできるようになる。これにより、企業の情報資産やクラウドサービスへのセキュアなアクセス環境を実現するとのこと。