NECとALBERT、dotDataを用いたデータ活用プロセスの整備を伴走型で支援する新サービス

　日本電気株式会社（以下、NEC）と株式会社ALBERTは9日、企業のDX推進支援を目的に協業開始すると発表した。その一環としてALBERTは、NECが提供するdotDataの機械学習自動化ソフトウェア「dotData Enterprise（以下、dotData）」を用いた、伴走型DX（デジタルトランスフォーメーション）支援サービスを提供開始する。

　今回提供する新サービスは、データ分析・AI活用ノウハウを持つALBERTのデータサイエンティストが、dotDataの導入から定着までを伴走型で支援し、企業のDX推進をサポートするもの。dotDataを用いたデータ分析環境を整備することで、データ活用プロセスが簡易化・自動化・高速化され、導入や運用における人材・時間・コストなどの負担が軽減されるほか、データサイエンティストが伴走しながら、DXサイクルの定着に向けデータ活用や分析業務を支援することで、データドリブンDXを実現する社内体制を構築でき、DXの拡大・加速を図れるとした。

　このうちデータ分析環境の整備では、プラットフォームサポート、データマート構築、各種システムとの連携など、dotDataを用いて、多様なデータを適切に活用するための環境を構築。導入後も、環境変更の対応や問い合わせ対応、利用状況の連絡など、dotDataの保守サポートにも対応する。

　またデータ活用や分析業務の体制構築については、dotDataを軸に、利用企業のデータ活用およびDX推進体制の構築を支援するとのことで、導入初期はdotDataの操作指導・操作代行、データ活用コンサルティング（分析テーマ選定・優先順位付け）などを実施。習熟度に合わせて、企業自身によるdotDataの操作・活用サポートや、データからの業務知見をもとにした施策立案・分析等のスキル習得サポートを行うとしている。