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NEC、dotDataを利用した人材育成サービス 現場担当者でもデータ分析が可能に

 日本電気株式会社(以下、NEC)は22日、米dotDataのAIソフトウェア「dotData」を活用した人材育成サービス「DX人材育成サービス」を提供開始すると発表した。価格は1000万円(税別)。

 「dotData」は、データサイエンスプロセス全体を自動化するソフトウェア。今回発表された「DX人材育成サービス」では、この「dotData」を用いたオンラインの研修を実施するもので、集合形式(3講座)とOJT形式(3チーム)の2つから構成される。

 このうち集合形式研修では、DX最新事例を用いたデータ活用例の紹介とデータサイエンスの基礎講座に加え、「dotData」の活用方法をハンズオンで学習する講座を用意した。

 一報のOJT形式研修では、5~6人のチームを組み、NECの「dotData」専任データサイエンティストとともに、自部門のユースケースを「dotData」で分析する「ユースケース定義」から、分析結果を正しく解釈し、説明可能にする「分析と結果読み解き」、解析結果に基づいてアクションプランを設定する「施策定義」まで行うとのこと。

 期間は、集合形式が2カ月、OJTが4カ月の計6カ月を想定している。

 なおNECでは、dotDataを活用した「DX人材育成サービス」を受講することで、現場担当者でもデータ分析が可能になり、現場から企業のDX加速を実現するとアピールしている。