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SORACOMとkintoneの連携によりIoT機器の導入を簡単に――、ジョイゾーが「SORACOM連携プラグイン」を提供

第1弾としてCO2センサーに対応

 株式会社ジョイゾーは2日、ソラコムのIoTプラットフォーム「SORACOM」とサイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」を連携させるためのkintoneプラグイン「SORACOM連携プラグイン」を、同日より提供開始すると発表した。

 SORACOM連携プラグインは、SORACOMとkintoneを連携させることにより、簡単にIoT機器の導入とデータ化を実現できるプラグイン。従来、kintoneへのデータ取り込みには連携機能の開発を必要としていたが、このプラグインを利用すると、簡単な数ステップの設定だけでSORACOM側の設定を自動化できるほか、IoTデバイスの管理をkintone上で行えるようになるという。

 センサーは、ソラコムのオンラインストア「SORACOM IoTストア」で販売されているCO2センサー「LTE-M CO2センサー RS-LTECO2」に対応。プラグイン設定後にCO2センサーの電源を入れるだけで、kintoneのアプリにCO2濃度、温度、湿度が自動的に登録されていくとのこと。

 今後は、GPSトラッカーなど、SORACOM IoTストアで販売されているほかのIoTデバイスにも対応する予定だ。

 SORACOM連携プラグインの価格(税別)は、CO2センサーが3台の場合で月額1万円もしくは年額11万円、5台の場合で月額1万5000円もしくは年額16万5000円など。別途、kintoneのライセンス、SORACOMの利用料、CO2センサーの本体費用が必要となる。