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KCCS、OBC、ITCSの3社が協業、迅速な経営判断の実現を支援する会計ソリューションを提供

 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は1日、株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)、株式会社ITCSと協業し、中堅・中小企業の経営管理を支援する会計ソリューション「Amoeba Pro 財務会計オプション DX推進パック」を提供開始すると発表した。

 「Amoeba Pro 財務会計オプション DX推進パック」は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進と管理会計の導入を同時に支援するパッケージソリューション。ITCSのERPフロントシステム「Manage OZO3(マネージオゾスリー)」で日々の入力した伝票データが、OBCの財務会計システム「勘定奉行クラウド」、KCCSの管理会計システム「Amoeba Pro」へリアルタイムに実績連携(管財一致)され、ダッシュボードから経営状況を把握できるようになるという。

 具体的には、「Manage OZO3」で入力された経費精算や仕訳伝票の情報を「勘定奉行クラウド」の仕訳伝票に自動連携可能になるほか、「Manage OZO3」の社内取引や時間移動の情報が「Amoeba Pro」に自動連携される。こうして、タイムリーに連携された数字をダッシュボードから確認することで、経営者の迅速な経営判断や、現場の一人ひとりのスピーディーな意思決定へとつなげられる点が特徴だ。なお、“アメーバ経営”の実践を支援する多軸分析機能や、予算・実績管理、フォーキャスト管理といった機能も利用可能とのこと。

 さらに、ワークフローを現場で起票することにより、経理部門の仕訳にかかる工数を削減し、業務の平準化を図れるほか、各種分析やレポート作成、管財一致にかかる工数の削減も可能になるとした。

 なお「Amoeba Pro 財務会計オプション DX推進パック」は、「Amoeba Pro」「勘定奉行クラウド」「Manage OZO3」の各サービスを含んでおり、価格例(以下、すべて税別)として、従業員100名での導入の場合、月額34万2000円、環境構築費用が59万円から。

 また「Amoeba Pro」と「勘定奉行クラウド」を含む「財務連携パック」も提供され、こちらは、従業員100名での導入の場合、月額18万2000円、環境構築費用が30万円からとなる。