ニュース

KCCSが管理会計クラウド「Amoeba Pro」を提供、さまざまな角度から経営情報を分析可能

 京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は4日、管理会計クラウドサービス「Amoeba Pro(アメーバプロ)」を提供開始すると発表した。

 「Amoeba Pro」は、企業における管理会計のPDCAをサポート可能なクラウドサービス。部門別の採算に限らず、事業別、商品別、プロジェクト別など、多軸で数値を把握できるようにしており、用意されたさまざまな分析レポートを用いて、より幅広い視点での分析を効率的に行えるという。

 また分析にあたっては、軸の切り替え(部門→事業、事業→商品など)、各軸でのドリルダウン(商品のカテゴリ→個別商品)、データの絞り込み(部門の中で特定の事業のみ表示など)などが可能で、ユーザーが見たい情報を自由に指定し分析できるとしている。

 さらに、導入に際しても、多様な導入テンプレートをクラウドで提供し、既存システムとのデータ連携も行えるので、早期導入が可能とのこと。

 ライセンスは小規模ユーザーでも利用可能なように最小5ユーザーから用意されており、企業規模を問わずに利用できる。価格は、5ユーザーで月額6万5000円(税別)から。12カ月の最低利用期間が設定されている。また別途、環境設定やマスタ登録、ユーザー教育などの初期費用がかかる。