ビジネスチャット「LINE WORKS」、Amazonビジネスの連携機能を強化　発注の承認・決済をLINE WORKS上で可能に

　ワークスモバイルジャパン株式会社（ワークスモバイル）は30日、自社のビジネスチャット「LINE WORKS」と、アマゾンジャパン合同会社の法人・個人事業主向け購買サービス「Amazonビジネス」の連携機能「AmazonビジネスBot」を強化すると発表した。新たに承認機能が追加され、管理者や上司が発注の承認・決済をLINE WORKS上で行えるフローを構築可能になった。

　LINE WORKSとAmazonビジネスの連携では、AmazonビジネスBotを介して、LINE WORKSのトーク（チャット）画面上からAmazonビジネスを立ち上げ、商品の購買を行えるようになっている。また従来は、LINE WORKS上では配送先住所の管理や購入通知の受け取りにも対応していた。

　今回の機能強化では、新たに承認機能を追加しており、従来の「注文者がそのまま決済する方法」に加えて、「設定した管理者へ決済の承認を依頼する方法」が利用可能となっている。

　後者の場合は、注文者が発注した商品を承認者（管理者）がLINE WORKS上で承認することにより、決済を進められるようになる。また承認者は、注文者からの申請を承認するだけでなく、申請の却下、注文者へのトーク送信も実行可能だ。なお、承認権限を持つ承認者のLINE WORKS IDは、最大20名まで登録できるとのこと。

　この新機能は、LINE WORKSの管理画面から「アプリディレクトリ」を選択し、Amazonビジネスの連携設定画面を開くと設定可能になる。