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バーチャル空間「oVice」の各種データを可視化できる「データダッシュボード」を提供

 oVice株式会社は12日、2次元のバーチャル空間「oVice(オヴィス)」において取得した各種データを可視化できるツール「データダッシュボード」を提供開始したと発表した。価格は、スペースあたり月額5500円(税込)。

 oViceは、Web上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間。2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、さまざまな場面で活用されているという。

 このoViceでは従来、入退室の履歴のみ取得可能だったが、新たに提供するデータダッシュボードでは、以下のようなさまざまなデータを取得可能になる。

・デイリーアクティブユーザーグラフ(スペースごと)
・マンスリー・ウィークリー・デイリーアクティブユーザー数の一覧表
・平均oVice滞在時間
・チャット送信回数(メンションチャットは除く)
・会議室利用回数(のべ回数)

 また今後は、発話回数や移動回数、オブジェクト利用時間についても取得可能にする予定。

 oVice社では、oVice内のより幅広い行動を可視化できるようにすることで、コミュニケーション課題の早期発見と効果検証が、より早く確実に実施できるようになると、その効果を説明している。

3つのスペースのデイリーアクティブユーザー数をグラフ化した例
1つのスペースのユーザーの平均oVice滞在時間(赤い折れ線グラフ)の例