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「Visual Studio 2022」が一般提供、初の64ビット版リリース
2021年11月17日 15:05
米Microsoftは現地時間11月8日、「Visual Studio 2022」と「.NET 6」の一般提供を開始した。
Visual Studio 2022は、開発者のための統合開発環境「Visual Studio」の最新版となり、Visual Studioのプロセス自体(devenv.exe)が初めて64ビット化された。これにより、最新のハードウェアを搭載した環境においても、性能を最大限活用できるようになり、より大規模で複雑なプロジェクトでも、安定して快適な動作を実現するとしている。
機能面では、コード編集とデバッグサイクルの機能向上にフォーカスしており、AIによるコード支援機能の「IntelliCode」を搭載。IntelliCode は、Tabキーを2回タップするだけで IntelliCode がコードを補完し、信頼性の高いコードを記述できるようになり、入力を減らしつつ、より多くのコードを記述できる。また、IntelliCodeは、コードベース全体の中で似たようなパターンがある場合、繰り返し編集されたものを見つけ出して、修正案を提案する。
.NETおよびC++用の「Hot Reload」は、コードを更新したその場で変更結果の確認が可能で、アプリケーションを再度デプロイして起動する必要がなくなる。このほかにも、デバッガーや.NET言語サービスなどの機能改善、Web Live PreviewやLinux上でのクロスプラットフォームテストなど、開発支援のための新機能を搭載している。