Sansanの名刺アプリ「Eight」、共通の知り合いを可視化する新機能を有料プランにて提供

　Sansan株式会社は16日、名刺アプリ「Eight」をアップデートし、Eightユーザーの共通の知り合いを可視化する機能を提供すると発表した。同機能は、有料プラン「Eight プレミアム」で利用できる。

　「Eight」は、名刺管理を行えるクラウドアプリケーション。スマートフォンにて名刺を撮影するだけでクラウドにデータを保存でき、名刺情報をいつでもどこからでも参照することができる。また、名刺を基点にしたビジネスネットワークの構築をサポートしており、オンライン名刺やEightユーザー間で利用可能なメッセージ、Eight上で近況を発信できるフィードなど、オンラインでのコミュニケーションを活性化するような機能も備えているのが特徴だ。

　今回の機能強化では、新たな出会いの機会を提供するために、Eightユーザーの共通の知り合いを可視化する機能が搭載された。共通の知り合いがいるEightユーザーが、Eightの連絡先タブに、スキルタグごとに分類された状態で表示され、そのユーザーの人物詳細を開くと、公開設定されている情報に加えて、共通の知り合いが誰かを確認できるようになる。

　また共通の知り合いに対して、メッセージで紹介を依頼する機能も搭載されており、知り合いのつながりを通じて、これまで自分とは接点のなかったEightユーザーと出会えるようになるとのこと。

　なお、利用にあたっては有料プランの「Eight プレミアム」を契約する必要があり、それ以外のユーザーは、共通の知り合いの人数だけを確認できる。

　今回はさらに、「Eight」のスキルタグ検索もアップデートされた。従来のスキルタグ検索は自分の知り合いのみを対象としていたが、アップデートにより、自身と共通の知り合いを持つ、まだ接点のない「Eight」ユーザーも検索対象となっている。

　「Eight プレミアム」の利用料金（税込）は、月額480円（税込）もしくは年額4800円（税込）。