ジュピターテクノロジー、オンプレミスで運用できるSIEMアプライアンス「SolarWinds SEM」を販売

　ジュピターテクノロジー株式会社は15日、米SolarWinds WorldwideのSIEMソリューション「SolarWinds Security Event Manager（以下、SolarWinds SEM）」について、日本国内での販売を開始した。

　SolarWinds SEMは、セキュリティ製品やサーバー、クライアントの各種ログを収集・分析し、サイバー攻撃の脅威を検出するSIEM（Security Information and Event Management）ソリューション。

　オンプレミスで利用できるアプライアンス製品で、ハードウェアアプライアンスとバーチャルアプライアンスの2種類を用意。ネットワーク機器からのシスログ受信や、OSやアプリケーションログを取り出すための多数の標準エージェント、受信ログを正規化するための標準コネクタにより、すぐに利用を開始できる。

　脅威インテリジェントフィードや数百の組み込みコリレーション（相関）ルールによる、リアルタイム攻撃検知・分析が可能。さらに、検知・分析結果を元にした、自動応答のためのユーザールールの作成や、ルールをトリガーとするIPブロック、権限変更、アカウント無効化、USBデバイスブロック、アプリケーション強制終了などの自動応答が行える。

　HIPAAやPCI DSS、SOXなど、各種コンプライアンスに対応する数百種類のレポート作成に対応。ログデータの外部転送や、フィルタリングまたは検索されたログデータのCSVエクスポートに対応する。

　製品のラインアップと価格例（税別）は、ハードウェアアプライアンスのBlueVault SEM モデルJ402S デスクサイドモデル（推奨ノード数50以下）が83万3000円。SolarWinds SEM ライセンスが、30ユニバーサルノードライセンスで58万5000から、100ユニバーサルノードライセンスで170万円から。