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インテック、リモート監視サービス「EINS/MCS MIRMO」がAzure環境に対応

オンプレミス、AWSなどとあわせたマルチ環境の統合監視が可能

 株式会社インテックは、マルチ環境に対応したリモート監視サービス「マルチ環境リモート監視サービス(EINS/MCS MIRMO)」(以下、MIRMO)において、Microsoft Azureの監視機能を追加したと発表した。

 「MIRMO」はパブリック/プライベートクラウド、オンプレミスなどの複数環境をリモート監視できる、クラウド型の統合監視サービス。インテックの専門スタッフが監視設定作業を行うマネージドサービスとして提供され、同社のセキュアな統合型閉域ネットワークサービスやIPsecを用いたインターネットVPNの利用により、「MIRMO」と、利用企業が監視したい環境との接続までをワンストップで提供しているという。

 今回は同サービスにおいて、パブリッククラウドの監視を強化するため、新たにAzureの監視機能を追加した。Virtual Machine ScaleSetsやLog Analytics、Azure Monitorなど、Azureサービス固有の機能で検出した各種アラートをAzure固有イベントとして検知可能になるとのこと。

 インテックでは、この機能を利用することにより、既存機能であるAmazon Web Services(AWS)の監視機能とあわせて、分散化・複雑化したIT環境の統合監視を実現するとアピールしている。

 価格(税別)は、メールと自動電話によって通知される「Azure監視(アドバンスド通知)」の場合、初期費用が1万5000円/アカウント、月額費用が1万円/アカウントで、別途、初期契約料金が3万円かかる。Azure監視以外の料金は要問い合わせ。

 なお、Queue StorageやLogic Apps、Azure Monitorの設定などは利用企業自身が対応する必要がある。