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インテック、マルチ環境リモート監視サービス(EINS/MCS MIRMO)でSSL/TLS接続に対応

 株式会社インテックは1日、「マルチ環境リモート監視サービス(EINS/MCS MIRMO)」(以下、MIRMO)へのネットワーク接続方式として、SSL/TLS暗号化通信接続機能を提供開始した。

 MIRMOは、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミスなど、複数環境をリモート監視できるクラウド型の統合監視サービス。インテックの専門スタッフが監視設定作業を行うマネージド型のサービス。

 これまで、MIRMOでは、高品質でセキュアな監視通信を確保するためのネットワーク接続方式として、インテックの統合型閉域ネットワークサービスや、IPsec接続機能を提供してきた。一方で、小規模な監視や、パブリッククラウドの監視を行う場合に、手軽に利用できるマネージド型のリモート監視サービスのニーズが高まっているが、これらの接続方式には専用回線やVPN装置といった接続用インフラが必要となるという課題があったという。

 そこで、インテックでは、MIRMOにSSL/TLS暗号化通信に対応したロードバランサーを導入することで、SSL/TLS暗号化通信によるネットワーク接続機能を追加。これにより、インターネットに接続できる環境であれば、特別なインフラを準備することなくMIRMOを利用できるようになり、顧客の用途、要望に合わせてネットワーク接続方式を選択できるとしている。

 MIRMOでSSL/TLS暗号化通信接続でのネットワーク接続機能を利用する場合の価格(税別)は、初期契約料金が3万円、サーバー監視(アドバンスド通知:メールと自動電話による通知)が1IPにつき初期費用1万円、月額6000円。