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Sansan、法人向けセミナー管理システムの名称を「Seminar One」に変更

グループごとに閲覧範囲を限定する機能などの新機能も追加

 Sansan株式会社は1日、法人向けセミナー管理システム「Sansan Seminar Manager」の名称を「Seminar One(セミナーワン)」に変更するとともに、機能強化を実施したと発表した。

 Seminar Oneは、企業のセミナー開催・運営の効率化を支援する、法人向けセミナー管理システム。不慣れな部署の担当者でも簡単にセミナーを開催できるよう、募集ページ作成から、参加申し込みフォーム作成、アンケート、受付、ウェビナーの開催およびアンケート集計までをカバーしており、セミナー準備に必要とする機能をオールインワンで備えているという。

 今回はさらに、部署をまたいでSeminar Oneを活用するための閲覧範囲設定機能や、ビデオフレームイン機能の追加、アンケート機能の刷新、募集ページ作成機能の改善などを行っている。

 Seminar One契約企業は、拠点や所属部署にかかわらず、必要なだけ従業員にアカウントを付与できるが、新たに提供される閲覧範囲設定機能では、部署や拠点などでアカウントをグループ分けするとともに、セミナーごとに情報へのアクセス権を限定する機能。担当者は、自分が運営にかかわるセミナーの情報しか閲覧できなくなるため、誤ってほかのセミナーの参加者へ案内を送付するなどの間違いを防げるとしている。

閲覧範囲設定機能イメージ

 またビデオフレームイン機能は、Seminar Oneの参加者専用ページに、主催者が使用するYouTubeなどの配信画面を組み込める機能。これを利用すると、主催者は、参加者が実際にセミナーを継続して視聴した時間を把握可能になる。さらに、セミナー終了後にアーカイブされた動画を参加者が視聴した場合も、継続視聴時間を取得できるため、より自社に関心が高い参加者のピックアップを行えるとした。

 アンケート機能では、これまで提供してきた外部アンケートサービスとの連動機能に加えて、Seminar One上で独自にアンケートフォームを作成し、配信・集計までを行える機能が追加された。主催者は、作成したアンケートフォームを参加者に自動でメール送信し、回答状況や結果をすぐに確認できる。また、参加者情報とアンケート結果を一元管理可能となっており、マーケティング担当者や営業担当者が、セミナー開催後の参加者アプローチをスムーズに行えるよう支援するとのこと。

アンケート作成および回答状況確認イメージ

 このほか今回は、募集ページ作成機能において、英語でのページ作成に対応した。

募集ページのイメージ