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常陽銀行、Sansanのセミナー管理システム「Seminar One」を導入しオンライン開催時の負荷を軽減

 Sansan株式会社は8日、茨城県を中心に事業を展開する地方銀行の株式会社常陽銀行が、法人向けセミナー管理システム「Seminar One」(旧称:Sansan Seminar Manager)を導入したと発表した。なお、Seminar Oneが地方銀行で導入されたのは初めてとのこと。

 常陽銀行ではコロナ禍において、法人営業の一環として、これまでオフラインで実施していたセミナーをオンライン開催にシフトしているが、それに伴い、セミナー運営に要する人員や工数が増加していたほか、今後はオフライン開催との組み合わせも見込まれ、さらなるセミナー運営の効率化・省力化が求められることから、法人向けセミナー管理システムのSeminar Oneを採用した。

 Seminar Oneは、セミナー運営に必要な機能をオールインワンで提供するため、運営の効率化・省力化が図れるとともに、複数のツールを利用する煩雑さも解消でき、生産性の向上も期待できる点が特徴。常陽銀行ではSeminar Oneの採用により、セミナー運営の効率化を図る考えだ。なおオフライン開催の場合にも、オプション機能の無人名刺受付システム「スマート受付」により、受付を非接触かつ無人化でき、運営時の人員や工数の削減を実現するとのこと。

 また、セミナーの募集ページ作成は知識を必要とするため、常陽銀行では特定の人員が対応せざるを得ない状況だったが、Seminar Oneは開催に必要な情報をシステム上に入力するだけで集客用の募集ページ作成を行えるので、業務の属人化を解消できるとした。

 さらにSeminar Oneでは、アンケートフォームの作成や外部アンケートサービスとの連動、参加者へのアンケートメール自動送信にも対応。回答状況や結果をすぐに確認できるのみならず、参加者情報とアンケート結果を一元管理可能なため、開催後にマーケティングや営業の担当者が参加者に対してスムーズにアプローチを行えることから、セミナー開催の成果拡大も期待されている。