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ソラコム、IoTダッシュボードサービス「SORACOM Lagoon」で最新状況を公開URLで共有できるオプションを提供

 株式会社ソラコムは27日、IoTダッシュボードの作成と共有、アラート通知をサポートする「SORACOM Lagoon」において、公開URLで最新のダッシュボードを共有できる「スナップショット機能 自動更新オプション」の提供を開始した。

 SORACOM Lagoonは、SORACOMのIoT通信を利用することで、サーバーやアプリケーションの準備なしに、ブラウザー上の操作だけで作成できるIoTダッシュボードサービス。グラフ、テーブル、地図など10種類以上の可視化方法やアラート通知の設定を組み合わせて、用途に合ったダッシュボードを作成でき、製造設備の遠隔監視や、エネルギー業における残量トラッキング、工事現場の環境センシングなどの用途で利用されている。

 SORACOM Lagoonで作成したダッシュボードを共有する方法としては、SORACOM Lagoonの閲覧ユーザーをあらかじめ作成し、その認証情報を使ってダッシュボードにアクセスする方法と、ある時点でのダッシュボードのレイアウトとデータを写し取るスナップショットを作成し、その公開URLを第三者に共有する方法の2種類がある。

 スナップショットは、これまで作成時点のダッシュボードのデータのみ共有可能だったが、新たに提供する「自動更新オプション」を有効にすることで、定期的に最新のデータに自動更新されるようになる。

 例えば、工場設備の状況や建設現場の環境情報などのデータを収集し、複数のモニターやサイネージで閲覧できるようにするケースや、河川の水位情報といった自然環境を観測し、住民が誰でもアクセスできる公開URLを生成して最新のデータを共有するケースなどで利用できる。

 スナップショット機能の自動更新オプションは、SORACOM Lagoonの「Proプラン」で利用できる。