ニュース

ソラコム、ダッシュボード作成・共有サービス「SORACOM Lagoon」の操作性や可視性を強化

ダッシュボード用のサンプルデータも提供

 株式会社ソラコムは27日、IoTプラットフォーム「SORACOM」において、ダッシュボードの作成と共有、アラート通知をサポートする「SORACOM Lagoon」の新版を提供開始すると発表した。

 SORACOM Lagoonは、IoTデバイスからのデータを収集・保存するサービス「SORACOM Harvest」に集められたデータを基に、ダッシュボードを作成できるサービス。線グラフ、棒グラフ、メーター、テーブル、地図など、10種類以上の可視化方法やアラート通知の設定を組み合わせて、用途に合ったダッシュボードを手軽に作成できるという。

 今回の新版では、得られたデータを演算して表示したり、複数デバイスのデータをひとつのグラフ上に表示したりすることが可能になった。これにより操作性や可視性が向上し、Webブラウザの操作だけで、細かなダッシュボードデザインやアラート設定を行えるとしている。

 あわせて、SORACOM Lagoonダッシュボード用のサンプルデータについても提供を開始した。ダッシュボードの表示には、通常、実デバイスから送信されるデータが必須だったが、このサンプルデータを用いると、ダッシュボード作成後すぐに時系列データを表示し、動くダッシュボードを確認できるようになる。

 価格は、編集1ユーザー/閲覧2ユーザーで、ダッシュボードを3つまで作成できる「Makerプラン」が月額1078円(税込)、編集1ユーザー/閲覧9ユーザーで、ダッシュボードを5つまで作成できる「Prorプラン」が月額5478円(税込)。このほか、個人利用や試用のための無料プランも用意されている。

サンプルデータを利用したIoTダッシュボード