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NTT Comのクラウド型請求書電子化サービス、電子請求書を最大100枚まで一括作成できるアプリを提供

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は15日、クラウド型請求書電子化サービス「BConnectionデジタルトレード」において、電子請求書を一括で作成可能な無料アプリ提供と、入金待ちの請求書を早期現金化するファクタリングサービスの販売取り次ぎを、10月18日より開始すると発表した。これにより、中小企業の電子請求書作成業務の効率化と資金繰りの改善を支援するという。

 「BConnectionデジタルトレード」とは、請求書などの紙書類の電子化を支援するサービス。電子請求書の作成・発行を支援する機能(BConnectionデジタルトレードアプリケーション)や、作成した電子請求書を社内回覧する機能、請求データをほかの会計システムへ連携する機能(BConnectionデジタルトレードサービス)などを提供している。

 今回提供されるアプリでは、従来は手作業で1枚ずつ作成していた電子請求書を、最大100枚まで一括で作成可能になるため、電子請求書の作成時間を大幅に削減できるという。

 また、オンライン型ファクタリングサービスを手がけるOLTA株式会社との提携により、AIによる審査を経て、現金化の依頼があった請求書を買い取る同社のサービス「OLTAクラウドファクタリング」の販売取り次ぎを開始する。これにより、請求書記載の支払期限を待たずに現金化が可能になることから、資金繰りを改善可能になるとした。なおサービスの利用にあたっては、対象となる請求金額の2%~9%を、手数料としてOLTAに支払う必要がある。