ニュース

PFU、OCRの手軽な導入を支援するパッケージ製品 スキャナ、ソフト、サービスをまとめて提供

 株式会社PFUは28日、業務用イメージスキャナー、業務用OCRソフトウェア、OCR導入のサポートサービスをパッケージにした、「DynaEye 10 帳票OCR Entryスタートアップセット」を販売開始すると発表した。

 「DynaEye 10 帳票OCR Entryスタートアップセット」は、OCR導入に必要なものがパッケージ化した製品。OCRは導入しても専門知識がないと使いこなせないといった声にも応えるため、機器、ソフトウェアだけでなく、導入トレーニングも含めたパッケージとなっている。

 具体的には、A4両面給紙スキャナー「fi-7160」、業務用OCRソフトウェア「DynaEye 10 帳票OCR Entry」と「DynaEye 10 帳票OCR Entry AI日本語手書きOCRオプション」(各1年間のサポート付き)、スタートアップサービスをパッケージ化した。

 スタートアップサービスでは、PFU専門技術者のリモート支援により、利用企業でのスムーズなOCR環境セットアップを実現するほか、OCRで必要な帳票定義(1帳票)をPFU専門技術者が作成するので、利用企業は届いた帳票定義をすぐに業務で活用できるという。また導入トレーニングにより、企業自身で帳票定義を作成できるようになるとしている。

 価格は265万2000円(税別)。なおスキャナーは、希望によって、fi-7160以外のfiシリーズ製品も選択できるとのこと。

 なお、本格導入の前に事前検証を希望する企業向けに、「おためしOCRセット」も用意する。こちらでは、fi-7160の2週間貸し出しとDynaEye 10の評価版、支援サービスなどがセットになっており、企業が利用している定型帳票を用いてDynaEyeの精度検証を行えるとした。

 価格は20万円(税別)。