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NECネクサ、クラウド型RPAサービス「Robot as a Service」を提供 業務単位の月額課金で利用可能

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は25日、英Blue PrismのRPAツール「Blue Prism」をクラウドで提供する「Robot as a Service」を、2021年2月より提供開始すると発表した。

 Robot as a Serviceは、Blue PrismのRPAソリューションを利用するために必要なサーバー環境をクラウドサービスとして提供するもの。運用監視、業務拡大支援などの支援サービスを含め、利用する業務単位の月額サービスとして提供されるので、初期費用を抑え、スモールスタートで導入効果を確認できる点が特徴という。

 またRPA対象業務の拡大を支援するため、利用企業の業務をヒアリングし、RPA化可能な業務の発掘とRPA対象業務拡大に向けたアドバイスを定期的に実施する「RPA業務拡大支援サービス」も、月額料金の範囲内で提供されるとのこと。

 運用にあたっては、ロボットの稼働状況を定期的に確認し、障害が発生した際の原因調査と、復旧までの支援を行うことにより、利用企業の運用管理負荷の軽減を支援。さらに、クラウド上にシステムを構築することでデータ保全性を高め、サーバースペックの拡張など、速やかな増強が可能になるとしている。

 さらにロボットの開発支援も行っており、Blue Prism社からSilver Delivery Provider認定を受けた技術者が、効率的で止まりづらいロボット開発を行うとした。

 価格は1業務あたり月額10万円。NECネクサでは、今後1年間に100業務分のサービス販売を目指す。

 なおNECネクサでは、新規の顧客に対して、1業務の評価用ロボット開発支援、および3カ月分のRobot as a Service利用料を無償とするキャンペーンを期間限定で実施する