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NECネクサソリューションズ、バックオフィス支援SaaS「マネーフォワード クラウド」を販売開始

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は14日、株式会社マネーフォワードと提携し、同社のバックオフィス支援SaaS「マネーフォワード クラウド」を提供開始すると発表した。NECネクサは販売パートナーと連携し、同サービスを日本全国で提供するという。

 マネーフォワード クラウドは、会計から人事労務まで、バックオフィス全体をシームレスに連携し、面倒な手作業を自動化するクラウドサービス。

 NECネクサによれば、電子帳簿保存法の改正やインボイス制度の導入などに対応するため、バックオフィス業務の電子化を進める動きが活発化しているものの、多くの企業では、コスト面や人的な制約で対応が先延ばしになっているのが実情とのこと。同社は今回、こうした課題・ニーズを持つ企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するため、マネーフォワード クラウドの取り扱いを開始する。

 基本料金の参考価格(税別)は、3名以下の小規模法人プラン「スモールビジネス」が月額3980円から、4名以上の法人向けプラン「ビジネス」が月額5980円から。この料金に、経費や勤怠、給与といった各種機能の月ごとの利用実績に応じて、機能ごとの単価×利用ID数で算出される金額が追加される。

 なお現在、NECネクサはバックオフィス業務を効率化する統合型ERPサービス「Clovernet ERPクラウド」を提供しているが、経費精算や請求書の電子化など、電子帳簿保存法対応に向けた取り組みを簡単に実施したい企業には「マネーフォワード クラウド」を、そこにインボイス制度対応や予実管理といった販売管理との連携を付加する場合には「Clovernet ERPクラウド」を組み合わせるといった、企業のニーズに応じた提案を進めるとしている。