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九州電力、ハイブリッド参加型バーチャル株主総会でブイキューブの配信サービスと運用サポートを採用

 株式会社ブイキューブは21日、九州電力株式会社が2021年6月に実施したハイブリッド参加型バーチャル株主総会に対して、インターネット経由で株主参加を実現する「バーチャル株主総会配信サービス」と運用サポートを提供したと発表した。

 九州電力では、コロナ禍の現状において、現地参加ならびにオンライン参加を組み合わせた、ハイブリッド参加型のバーチャル株主総会を初実施するにあたって、全国の株主が、リアル会場での参加と遜色(そんしょく)ない安定した環境で視聴できるシステムを必要としていた。

 これに対して、ブイキューブのサービスでは、大人数にも対応可能な安定した配信プラットフォームを提供するなど、バーチャル株主総会に必要な機能を備えているだけでなく、IT面での障害が起因となったバーチャル株主総会自体の中止を回避できるよう、配信機材や配信システムなどを冗長化している。

 また、運営事務局が安心感を持って取り組めるように、前日や当日のリハーサルにとどまらず、早期段階からの運用サポートを提供している点も特徴で、株主総会の運営に関わる多数の関係企業・関係者をリードし、配信面を任せられるとの判断から、ブイキューブのサービスを採用した。

 なお今回は、約200名のオンライン参加があったとのことで、九州電力では、「遠方の株主は、移動時間や交通費の面でリアルでの参加への制約が大きいため、そういった方々が気軽に参加できる方法として、バーチャル株主総会は有効な方法だと感じた」とコメントしている。