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L is B、次世代版ビジネスチャット「direct2.0」を2022年春に提供へ

チャットに連動したタスク共有、新スケジュールツールなどを新搭載

 株式会社L is Bは、ビジネスチャット「direct」の次世代版として、複数の業務アプリを追加した「direct2.0」を2022年の春にも提供開始すると発表した。

 「direct」は、LINEに似たインターフェイスを持つ、業務利用に特化したチャットツール。1対1のペアトーク、複数名で参加できるグループトークといった一般的なチャット機能はもちろん、タスク管理、ノート、ボイスメッセージ、スタンプ送信、さらには音声/ビデオ通話といった、ビジネスで必要な機能を標準搭載しているという。

 また、オフィスの事務職だけでなく“現場”のニーズに配慮しており、現場の作業を効率化するチャットボットの提供に力を入れている点も特徴。こうした背景から、JR西日本が駅係員向けに導入したり、竹中工務店が作業所(建設現場)を中心に採用したりするなど、フィールドワーカー向けの採用も進んでいるとのこと。

 さらに2014年の提供開始以降、基本的には有償版での提供となっていたが、2020年10月には最大10名まで無料で使える「フリープラン」を提供開始しており、活用の幅が広がっている。

 今回発表されたdirect2.0は、この次世代版となる新製品で、新たに、チャットに連動したタスク共有機能が搭載される。トークルームからタスク(業務)指示をすると、タスク専用ツールにも自動的に登録され、タスクの状態を一元管理できるという。また、タスクツールからトークルームへの通知も行えるほk、プロジェクト全体で、誰が、どのようなタスクを実行しているか、完了しているタスクは何か、といったことも一覧表で管理できるとのこと。

 加えて、現場でよく使われているホワイトボード型の全体予定表と個人のスケジュールを融合させたスケジュールツールも提供される。このツールでは、会社の壁を超えて情報を共有できるため、建設業やサービス業など、複数企業でのプロジェクト管理に有効とした。

 このほか、トークと連携した掲示板機能を提供し、現場で共有したい業務ノウハウや、従業員、協力会社のスタッフに直接伝えるお知らせを掲載可能になる。トピックスを投稿した際、閲覧者から「いいね!」をつけたり、メッセージだけでなくPDFや写真などのファイル形式も投稿したりすることもできる。