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マイクロフォーカス、基幹システムのモダナイゼーションに向けたCOBOL統合開発環境「Visual COBOL 7.0」

 マイクロフォーカス合同会社は17日、基幹業務システムのモダナイゼーションに向けた新ソリューションとして、COBOL統合開発環境「Micro Focus Visual COBOL」および「Micro Focus エンタープライズ製品」の最新版となるバージョン7.0を、国内に向けて販売開始した。出荷開始は10月15日。

 Micro Focus Visual COBOLは、既存のCOBOL資産を最新テクノロジー環境で活用可能にするCOBOL統合開発環境(IDE)製品で、開発環境としてVisual StudioやVisual Studio CodeおよびEclipse IDEの利用が可能。Visual COBOLの開発環境/実行環境は、Windowsおよび主要Linux/UNIXに対応し、Microsoft AzureへのCOBOLアプリケーションのディプロイにも対応する。

 最新版では、システムを新しいプラットフォームに展開し、新技術を活用するための柔軟性を提供。COBOL開発用のVisual Studio CodeへのIDEアクセスにより、アプリケーションの変更をより迅速に行うためのアジャイルな最新の開発ツールを提供するとともに、基幹業務システムを維持する新たな開発者にも扱いやすくする。

 また、セキュリティソリューション「Micro Focus Fortify」との統合により、開発者やアプリケーションセキュリティの専門家がコードの脆弱性を迅速にスキャンし、Micro Focus COBOLとメインフレームベースのアプリケーションの両方にわたって、COBOL言語を独自にサポートする。

 クラウドプラットフォームへの移行では、可用性の高い共有データのサポートが拡張され、メインフレームデータをOracle(カタログ、VSAM、およびスプールファイルを含む)でホスティングできるようになった。