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海外とのファイル送受信経路を最適化――、日本ワムネットがオンラインストレージの新オプションを提供

 日本ワムネット株式会社は6日、海外の取引先などとファイル送受信を行う際に通信経路を最適化するサービス「GigaCC グローバルゲートウェイ」を、同日より提供開始すると発表した。オンラインストレージ「GigaCC ASP」のオプション機能として提供する。

 GigaCC ASPは、企業間でのファイル送受信、共有を安全に行えるオンラインストレージ。今回は同サービスのオプションとして、海外拠点、取引先などとファイル送受信を行う際に、世界各拠点に設置されたゲートウェイサーバーを経由させることにより、通信経路を最適化するGigaCC グローバルゲートウェイを提供する。

 これにより、複数のネットワークを経由することによって通信の遅延を防ぎ、例えばサンパウロ-日本間で転送速度を最大20~30%改善できるという。

 日本ワムネットはこれまで、中国/ASEAN地域とのファイル送受信経路を最適化する「GigaCC アジアンゲートウェイ」を提供してきたが、より多くの海外ファイル転送ニーズに応えるため、提供範囲を全世界へと拡大するとした。

 GigaCC グローバルゲートウェイの価格(税別)は、初期費用が5000円、月額費用が9800円。別途、GigaCC ASP基本料金の契約が必要となる。

 なお日本ワムネットでは、GigaCC グローバルゲートウェイを紹介するオンラインセミナーを9月17日に開催する。参加費は無料(事前登録制)。