日本ワムネット、企業間ファイル転送サービス「GigaCC OKURN」を提供開始

　日本ワムネット株式会社は1日、企業間ファイル転送サービス「GigaCC OKURN」の提供を開始した。

　GigaCC OKURNは、ファイル転送で必要とされる機能のみを搭載したシンプルなファイル転送サービス。ビジネスファイルの受け渡しに潜む、情報漏えいリスクへの対策機能として、URL無効化（受け取りURLの配信停止）や、送信済みファイルの自動削除、送信する宛先をホワイトリストやブラックリストにより制限する宛先制限機能（オプション）、承認ワークフロー機能（オプション）など、ヒューマンエラー防止のための管理機能を備える。

　セキュリティ・トレース対策機能としては、パスワードポリシー設定や認証パスワード必須化機能、履歴ログ管理、ZIPパスワード強制暗号化（オプション）、全件バックアップ（オプション）などの機能を備える。

　運用面では、サービスを国内データセンターで運用するとともに、プライバシーマーク（JIS Q 15001）、ISMS（JIS Q 27001）、ISMSクラウドセキュリティ認証（JIS Q 27017）を取得。通信経路暗号化やサーバー内暗号化を行っている。

　GigaCC OKURNの価格（税別）は、初期費用が5万円、月額利用料金が2万4500円（10ID/5GB）から。日本ワムネットでは、今後3年間で売上3億円以上を見込む。