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オプティム、シングルサインオンや複数IDの一元管理を可能にするクラウド認証基盤サービス「OPTiM ID+」を販売

 株式会社オプティムは2日、クラウドサービスのログイン情報を一元化し、IDセキュリティを強化するクラウド認証基盤サービス(IDaaS)「OPTiM ID+」の販売を開始した。

 OPTiM ID+は、一つのID・パスワードを入力してログインするだけで、複数のサービスを利用できるシングルサインオン機能や、情報システム管理者が企業内アカウントを一元管理できるID管理機能、認証や各サービスに関する利用状況のログを集約し、情報システム管理者が参照できる監査ログ機能などを提供するサービス。

 ユーザー情報連携機能として、OPTiM ID+で管理しているユーザーアカウントの追加/削除と、連携先サービスのユーザーアカウント情報の連携が可能。IPアドレスなどによるアクセス制限機能や、多要素認証機能についても今後提供を予定する。

 また、オプティムが提供するMDMサービス「Optimal Biz」との連携にも対応。Optimal Bizによって管理され、セキュリティが担保された端末からのみクラウドサービスへのログインを許可することができる。これにより、PC・モバイル・クラウドサービスによって得られる利便性と、より強固なセキュリティ対策の両立を実現するとしている。

 OPTiM ID+の価格は、1ユーザーにつき月額300円(税別)。オプティムでは、OPTiM ID+の販売開始を記念し、2021年12月31日までの期間中にOPTiM ID+を契約し、諸条件に合意した顧客に対して、契約開始日の翌月から3カ月間、100ID(ユーザー)までサービスを無償で提供するキャンペーンを実施する。