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デジタルアーツコンサルティング、Webフィルタサービス「i-FILTER@Cloud」向けの導入支援サービスを提供

「ホワイト運用」によるセキュアかつ利便性の高いセキュリティ環境を実現

 デジタルアーツコンサルティング株式会社は1日、グループ会社であるデジタルアーツのクラウド型Webセキュリティサービス「i-FILTER@Cloud」向け導入支援サービスとして、「QuickStart for i-FILTER@Cloud」を提供開始すると発表した。

 デジタルアーツでは、悪意あるURLやマルウェアのダウンロードをブロックするWebセキュリティ製品「i-FILTER Ver.10」と、そのクラウドサービス版である「i-FILTER@Cloud」を提供している。両製品では、デジタルアーツが独自に収集したフィルタリングデータベースを利用し、安全と認定したURL群(ホワイトリスト)にのみアクセスできる「ホワイト運用」によって、利用企業を未知の脅威から保護することを可能にしているとのこと。

 一般に、ホワイトリストを利用した運用では、セキュリティが強固になる一方で、業務に必要なURLにアクセスできないなど、実運用に課題があるとされているが、「ホワイト運用」は、i-FILTER@Cloudのクラウドプロキシ機能を活用し、ホワイトリストによる強固なセキュリティレベルを維持しながら、利用企業の業務効率を下げないよう最適化できる点が特徴。しかし「ホワイト運用」を実現するには、セキュリティ運用にかける時間と知見が必要なため、中小企業などからはi-FILTER@Cloud導入支援に関するニーズがあったという。

 そこで今回、デジタルアーツコンサルティングでは、QuickStart for i-FILTER@Cloudによって、従来、利用企業が行うサーバー設定やユーザー作成、セキュリティ設定などを迅速に行うことにより、迅速に利用できるよう支援する。具体的には、ユーザー作成、フィルターグループとフィルター(URLフィルタリング・コンテンツフィルタリング)の設定に加えて、「広報担当者のみSNSへのアクセスを許可する」など、業務のニーズに応じた細かな制御をかけるWebサービス制御設定や、基本的な運用方法を説明する管理者向け説明会なども実施する。

 価格例(税別)は、100ライセンスまでの場合で20万円、101~300ライセンスの場合で40万円。