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ソラコム、エッジAIカメラ「S+ Camera」の防水タイプを発売

 株式会社ソラコムは31日、セルラー通信機能搭載のエッジAIカメラ「S+ Camera (サープラスカメラ)」に、屋外でも利用可能な防水タイプ「S+ Camera WPv1.1」の提供を開始した。

 S+ Cameraは、セルラー通信内蔵で、汎用マウンターを利用して手軽に設置でき、さらに遠隔からAIアルゴリズム書き換えが可能なエッジ処理カメラ。2020年7月に提供を開始して以降、交通量調査や入退室管理、倉庫のリアルタイム荷物管理、商業施設における混雑度の可視化など、さまざまな画像解析ソリューションがS+ Cameraを使って実現されている。一方、ユーザーからは、屋外でも使える防水筐体への要望も多く寄せられたという。

 こうした状況を受け、ソラコムでは、屋外で利用できる防水機能を備え、夜間の撮影が可能なカメラを搭載するS+ Camera WPの提供を開始する。

S+ Camera WP

 S+ Camera WPは、S+ Cameraと同様に、電源をつなぐだけで利用を開始でき、遠隔からデバイス管理、アルゴリズムの置き換えができる機能もそのまま利用可能。屋外での交通量や混雑度の調査、資材置き場の防犯、道路や滑走路の可視度確認、河川の水位監視など、野外でのエッジAIカメラ活用が見込めるとしている。

 S+ Camera WPv1.1の価格は10万9780円(税込)。重量は1.3kg(電源含まず)。F値は2.40±5%。焦点距離は2.10±5%mm。