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ダイエーとNTTデータ、NTTデータ社内に非対面・非接触での買い物を実現するウォークスルー店舗をオープン

スマホアプリへの通知を利用したフードロス削減への取り組みも

ウォークスルー店舗「Catch&Go」

 株式会社ダイエーと株式会社NTTデータは30日、レジを通すことなくキャッシュレス決済が可能なウォークスルー店舗「Catch&Go」を、9月2日にNTTデータ社内(豊洲センタービルアネックス22階)にてオープンすると発表した。営業時間は9~20時。

 今回オープンする店舗では、レジ支払いをせずに、手に取った商品をそのまま持ち帰れるNTTデータの「Catch&Goサービス」を活用する。具体的には、店舗の上部に設置したカメラと商品棚の重量センサーによって手に取った商品を認識できるようにしており、利用者は専用アプリをインストールした自身のスマートフォンを入店ゲートにかざし、欲しい商品を手に取って退店するだけで、自動的にクレジットカード決済が行われる。こうした仕組みにより、レジ精算やバーコードのセルフスキャンといった作業が一切不要となり、非対面・非接触で買い物を行えるという。

 なお、同店舗は国内のウォークスルー店舗の中で最大規模の面積(約37平方メートル)であり、弁当、飲料、菓子、冷凍食品をはじめ約600品目の多様な商品をそろえている。さらに、弁当など賞味期限の短い商品の見切り販売をスマホアプリで通知することにより、人手をかけずに購買機会を増やし、フードロスの削減にも取り組むとのこと。

スマホアプリで見切り販売を通知

 両社では今回の取り組みを通じてオペレーションの運用などを検証し、利用者のニーズも踏まえて、さらなる本格運用へつなげるとしている。

ウォークスルー店舗の利用方法