コクヨの帳票配信クラウドサービス「＠Tovas」、送信データの長期保存を支援するアーカイブ機能を提供

　コクヨ株式会社は23日、帳票配信クラウドサービス「＠Tovas（アットトバス）」において、送信データの長期保存を行う「アーカイブ機能」を9月30日より提供開始すると発表した。

　「＠Tovas」は、請求書・注文書などのデータを配信するクラウドサービス。請求書や納品書、注文書などの帳票のPDFデータをアップロードするだけで、Web、FAX、郵送といった手段で受信側に届けられるという。

　今回提供が開始されるアーカイブ機能は、送信した帳票やデータがクラウド上に自動的に保存する機能で、ファイルの閲覧や検索をWebブラウザから行えるようになるという。これにより、送信したデータを保管しておく場合に、ダウンロードして保存するといった手作業を行う必要がなるなるため、業務を効率化できるという。

　価格は月額5000円（税別）で、容量に応じた複数のブランを設定する。なお、利用にあたっては＠Tovasの基本契約が別途必要となる。

　なお今後は、電子帳簿保存法の法改正対応や、eシール・タイムスタンプなどの電子証明書機能、インボイス制度に対応するための受信側のデータ保存機能などを順次提供する予定だ。