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ラック、リモートワーク環境の企業システム保護を支援する「Akamai EAA/ETP運用支援サービス」

 株式会社ラックは6日、アカマイ・テクノロジーズ合同会社(以下、アカマイ)のクラウド型リモートアクセス管理ソリューション「Enterprise Application Access(EAA)」と標的型攻撃対策ソリューション「Enterprise Threat Protector(ETP)」を活用し、安全なテレワーク環境を実現する「Akamai EAA/ETP運用支援サービス」を、10月1日より提供開始すると発表した。これらのサービスにより、リモートワーク環境における企業システムの保護を強化するとしている。

 アカマイがゼロトラストの概念で提供するEAA/ETPは、リモート環境での企業システムの安全なアクセス制御を実現できることから、多くの組織に採用されているが、これらを十二分に活用するためには、定期的なログの分析を行うためのセキュリティ専門人材の確保、組織変更などの環境変化に合わせた適切な運用管理が欠かせないという。

 今回発表されたAkamai EAA/ETP運用支援サービスは、EAA/ETPの運用を支援するサービスで、環境構築・導入から運用管理まで一貫した支援を提供することにより、利用者は両サービスの機能やメリットを生かして、リモートワークやクラウド移行に対応したセキュリティを実現可能になるとした。

 具体的には、出力されるアラートやログに対して分析を行い、ラックが保有するEAA/ETPの知見を生かして、専門的な知識を有する技術者が対応する。また、サービスのログ保管期間を拡張し、3年分のログを保管。インシデント発生時の調査など、保管したログが必要な時にダウンロードして分析に活用できるようにする。

 加えて、ラックのセキュリティ監視センター「JSOC」が提供する独自の脅威情報を防御フィルターに追加登録し、製品の持つ防御能力を向上させるとのこと。