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セイコーソリューションズ、IT運用自動化支援サービス「SNOPS」のAIOps機能を拡充する「ITSMオプション」提供

 セイコーソリューションズ株式会社は28日、IT運用自動化支援サービス「SNOPS(スノップス)」において、米OpsRampの統合運用管理プラットフォーム「OpsRamp」を活用し、AIOps機能を拡充する「ITSMオプション」を追加すると発表した。8月2日より提供開始する。セイコーソリューションズでは、サービス提供に先立ち、日本市場向けパートナーであるVistaNet株式会社と代理店契約を締結した。

 SNOPSは、IT運用自動化による運用現場の負荷軽減と、正確・確実な運用の実現を支援するサービス。提供開始以来、利用者から運用自動化への取り組みに関して「自動化の範囲を広げたい」など多くの相談を受けてきたとのことで、そうしたニーズに応えるため、新たにITSMオプションを提供開始する。

 そのITSMオプションでは、蓄積したインシデント情報とナレッジ情報をAIが学習して、新規インシデントが発生した際に、自動的に対応策をひも付け、そこに定義されたアクションを自動実行する。

 これにより、障害の切り分けや判別などを含む自律型(AIOps)の自動運用システムを構築できるようになり、過去に発生したことのあるインシデントは自動でクローズされるようになるため、担当者の貴重なワークロードを新規かつ重要・緊急の障害に振り分けられるようになるとのこと。

 また、ネットワークトポロジーマップやサービスマップによって、影響範囲の見極めも容易になり、障害の早期復旧やさらなる運用改善・効率化に寄与できるとしている。

 なおセイコーソリューションズでは、ITSMオプションを含め、IT運用自動化支援サービス「SNOPS」を紹介するWebセミナーを8月25日に開催する。参加は無料(事前登録制)。