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D-Link、全ポートが10GbE以上に対応したレイヤ2スマートマネージドスイッチ2製品を発売

10GBASE-T×24、25G SFP28×4を備えた「DXS-1210-28T」など

DXS-1210-28T(上)とDXS-1210-28S(下)

 ディーリンクジャパン株式会社(以下、D-Link)は15日、全ポートが10Gigabit Ethernet(GbE)以上に対応したレイヤ2スマートマネージドスイッチ「DXS-1210シリーズ」において、2製品を販売開始すると発表した。標準ポートがすべて10GBASE-Tの「DXS-1210-28T」と、標準ポートが10G SFP+の光多ポートモデル「DXS-1210-28S」がラインアップされる。

 「DXS-1210シリーズ」は、10GbE以上の高速Ethernetポートを高密度に搭載したレイヤ2スマートマネージドスイッチ。中小規模ネットワークに適したネットワーク機能を搭載しており、VLAN、IGMPスヌーピング、ポートミラーリング、スパニングツリー、ループバック検知などのレイヤ2機能に加え、スタティックルーティングどの機能を搭載する。またセキュリティ機能は、不正端末のネットワークアクセスを防止するIEEE 802.1x認証や、なりすましによる盗聴などを防止するARPスプーフィング防止機能、ポート間の折り返し通信を禁止するトラフィックセグメンテーションなどを利用可能だ。

 これらの機能は、CLIによる設定管理を行えるほか、直観的な日本語Web GUIからの設定にも対応。SNMPもサポートしているため、管理ツールから「DXS-1210シリーズ」のさまざまなステータス情報を取得することもできる。

 新製品のうちDXS-1210-28Tは、10GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXポート×24に加えて、25G SFP28スロット×4を搭載。同スロットにオプションのSFP28トランシーバーやダイレクトアタッチケーブルなどを装着してファイルサーバーなどと接続することにより、スムーズなデータ処理が可能になるため、ビジネスの効率性向上に寄与できるとアピールしている。価格は46万8000円(税別)。

 一方のDXS-1210-28Sは、SFP+スロット×24、10GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXポート×4を備える光の多ポートモデルである。価格は33万8000円(税別)。