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JBCCがシステム共通基盤「intra-mart」を取り扱い供開始、超高速開発SIのラインアップを拡充

 JBCC株式会社は13日、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート(以下、イントラマート)のシステム共通基盤「intra-mart」を取り扱い開始すると発表した。同社ではintra-martを用いて、利用企業の業務に合ったクラウドシステムを迅速に構築・提供するという。

 intra-martは、企業内のさまざまな業務をデジタル化し、そのプロセスをつないで自動化することを目指したシステム共通基盤。ワークフロー分野において導入実績を持つローコード開発プラットフォームとして、システムを高速に開発でき、特に、Notesで業務を構築している企業が業務を拡張したり、ほかの業務との連携を図ったりするために、Notesから移行するプラットフォームとして多く活用されているという。

 JBCCは、多様化する企業のITニーズに対応し、SI事業をさらに強化するため、intra-martを活用したシステム開発事業を行っていた旧ゼネラル・ビジネス・サービス株式会社(以下、GBS)を2021年4月に吸収合併した。それにより、JBCCが強みとする超高速開発SIのラインアップにintra-martを加え、JBCCのNotesの導入実績や超高速開発スキルと、旧GBSのintra-martの開発スキルを融合。Notesからの移行を検討している企業を中心に、intra-martを活用したシステム構築を提供するとのこと。

 なおJBCCは、中堅・中小企業のDXを実現するトータルITサービス「HARMONIZE(ハーモナイズ)」を推進しており、intra-martは、同サービスの超高速開発で提供される。同社では、同じくHARMONIZEで提供するIaaSやセキュリティのソリューションと組み合わせ、intra-martをクラウド&セキュリティの運用付きSaaSとして提供する考えだ。さらには、クラウド連携ソリューションと組み合わせた、他システムとの連携も実現可能としている。