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MetaMoJi、デジタル野帳「eYACHO」法人版をアップデート、協力会社との共同作業向け機能などを追加

 株式会社MetaMoJiは15日、株式会社大林組との共同開発によるiOS用デジタル野帳「eYACHO」の法人向け製品「eYACHO for Business」に、対象となる利用ユーザーと適用業務を拡大するバージョンアップを行い、出荷を開始した。

 バージョンアップでは、建設会社の現場監督と密に業務を遂行しているジョイントベンチャー(JV)企業や協力会社とのデータ共有機能や、協力会社向けの新たなライセンス体系、現場の状況や安全確認の際によりリアルに状況を伝えられる動画共有機能、現場でのテンプレート作成を超えた高度なカスタマイズをシステム部門や外部SI会社が行うための開発環境などを追加。より広範囲の利用ユーザー、適用業務に対応した。

 また、日本語手書き入力「建設mazec」についても、設備メーカーの利用者を想定し、約8500の電気設備、空調、衛生、配管用語を追加し、辞書を大幅に強化した。

 価格は、eYACHO for Business チーム クラウド版が、初期導入費25万円、1ライセンスあたり年額2万円(5ユーザーから)。協力会社向け限定ライセンスが、1ライセンスあたり年額8000円など。