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MetaMoJi、デジタル野帳アプリ「eYACHO」をバージョンアップ、法人向け製品として提供開始

 株式会社MetaMoJiは2日、株式会社大林組との共同開発によるiOS向けデジタル野帳アプリ「eYACHO(イー・ヤチョウ)」のバージョンアップを行い、法人向け製品「eYACHO for Business」として提供を開始した。バージョンアップでは、チームでの利用を想定した共有機能を強化し、適用シーンを拡大した。

 MetaMoJiでは、企業活動の現場においてタブレットなどのモバイルデバイスを活用するため、手書きノートアプリ「MetaMoJi Note」を拡張する形で、新しい「GEMBA(ゲンバ)」アプリの基盤を開発。このGEMBAアプリ基盤の上で作られた業務ソリューションとして、建設現場で広く用いられている屋外での利用に適した耐久性の高いメモ帳「野帳」をデジタル化した「eYACHO」を大林組と共同開発し、2015年8月から製品を提供してきた。

 今回のバージョンアップでは、作成したノートや報告書を瞬時にチームで共有できる「共有ドライブ」機能や、現場のスケジュールをノートから参照できる「カレンダーユニット」、プログラミングなしで現場毎の定型フォームを作成することが出来る「フォームデザイン」、特定業務用途に利用機能をまとめたツールボックス、カスタマイズしたテンプレートやアイテム、テンプレート、ツールボックスをチームで共有できる「コンテンツ配信」などの機能を追加した。

 「eYACHO for Business」の販売価格は、5ライセンス年間10万円から。eYACHOは、6月22日~24日に東京ビッグサイトで開催される設計製造ソリューション展(DMS)で展示される。