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テクマトリックス、4つのテスト支援・検証サービスを提供 テストツールの提供で培ってきたノウハウを生かす

機能テストやAPIテスト、負荷テストなどを支援

 テクマトリックス株式会社は6日、テストツールの販売で積み重ねてきたノウハウを生かして、テスト支援サービスと検証サービスを提供開始すると発表した。

 テクマトリックスは長年にわたって、多くの企業のソフトウェア開発現場に対し、テストツールを用いた品質向上やツールの運用、環境構築の支援を行ってきた実績を持つ。今回は、ユーザー企業からこれまでに寄せられた要望と、同社が培ってきたノウハウを関連付け、テスト支援や第三者検証のサービスをメニュー化した。

 具体的には、1)機能テスト(UIテスト)自動化支援・テスト請負、2)APIテスト自動化支援・テスト請負、3)負荷テスト自動化支援・テスト請負と、4)ソフトウェア内部品質分析、といった4つのメニューを用意する。

 1)では、機能テスト・回帰テストのプラン策定から実装、テストの実施まで、幅広く支援できる点が特徴で、自動化のためのテストスクリプトの作成だけでなく、テストシナリオの棚卸しから、自動化範囲の策定、テストツール運用のための教育など、利用企業自身による運用を見据えた支援を提案するという。

 2)でも、APIの開発と利用に関する機能テスト・回帰テストのプラン策定からテストの実施まで、幅広い支援を提供可能。テスト自動化に欠かせないAPIのテストスクリプトとスタブの作成に加えて、手動テストシナリオの棚卸しから、自動化範囲の策定、テストツール運用のための教育など、こちらについても、企業自身による運用を見据えた支援を提案する。

 3)は、ロードテスト・ストレステスト・パフォーマンステスト・スパイクテストといった、負荷テストのプラン策定から実装、報告までを支援するもの。企業に代わって負荷テストを行い、システムの性能や、ボトルネックなどを報告するとした。

 最後の4)では、企業におけるソフトウェアの再利用性・保守性の評価を行い、レポートを提出する。構造解析や静的解析など、さまざまな観点から収集したデータをもとに、テクマトリックスのエンジニアが企業のソースコードの内部品質を分析するとのことだ。