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MOTEX、「LanScope Cat」最新版Ver.8.4をリリース、ネット非接続端末のマルウェア対策などを強化

 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は25日、IT資産管理・情報漏えい対策ツール「LanScope Cat」の最新バージョンとなる「LanScope Cat Ver.8.4」をリリースした。

 LanScope Catは、PCの操作履歴の記録や、管理外の不正なPC接続の検知・遮断、USBメモリなどによる情報持ち出しへの警告表示といった情報漏えい対策に加え、IT資産管理、ソフトウェア資産管理の機能を持つソフト。

 最新版では、企業や団体を狙う標的型攻撃が増加するとともに、自治体や製造業、金融機関などでは、基幹システムを外部ネットワークに接続しないネットワーク分離が進んでいることを受け、インターネット非接続環境下におけるマルウェア検知と隔離状況の収集・把握機能を実装した。AIエンジンを活用した検知率99.7%の次世代型アンチウイルスにより、マルウェアを実行前に検知・隔離。インターネット非接続環境下においてもマルウェアの検知・隔離状況を収集し、統合管理を実現した。

インターネット非接続環境下でもマルウェア検知・隔離状況の収集と把握を実現

 アプリケーション管理機能については、インストールアプリのバージョン情報を取得し、脆弱性があるバージョンか否かを判断可能にするとともに、不正なアプリは強制的にアンインストールすることで、クリーンな環境を保つことを可能にした。

 ウェブコンソールには新たにサマリーを追加し、社内のセキュリティ状態を数値化したレポートを発行。誰でも同じ基準で判断ができるよう支援し、会社全体でセキュリティ対策に取り組む環境を作ることを可能にした。