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サイバートラスト、「iTrust本人確認サービスeKYCライブラリ」のWindows版を提供

 サイバートラスト株式会社は16日、「iTrust本人確認サービスeKYCライブラリ」について、Windows対応版をサービス開発事業者やサービス提供事業者向けに提供開始した。

 iTrust本人確認サービスは、オンラインでの本人確認、住所確認や生存確認といった現況確認を支援するクラウドサービス。マイナンバーカードに格納されている公的個人認証(JPKI)の電子証明書を用いることで、犯罪収益移転防止法に対応した本人確認を可能とする。

 iTrust本人確認サービスeKYCライブラリは、ICチップからの情報読み取りを行う専用ライブラリを提供する、iTrust本人確認サービスのオプションサービス。ライブラリをアプリに組み込むだけで、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が提供している「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」を別途ダウンロードおよびインストールすることなく、マイナンバーカードを用いた公的個人認証による本人確認が可能となる。

 さらに、運転免許証や在留カードのICチップ情報を読み取り、その情報の署名検証を実施し、真贋を判定して偽造防止対策を行うことで、券面情報を用いた厳格な本人確認を支援する。

 iTrust本人確認サービスeKYCライブラリは、これまでAndroidおよびiOSへの対応となっていたが、新たにWindowsデバイスで動作するサービスでの利用を可能にすることで、より幅広い領域において、サービス事業者の業務効率向上とセキュアで厳格な本人確認による信頼性向上を支援する。

 対応するWindowsのバージョンは、Windows 10(64ビット/32ビット)およびWindows 7。