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日立ソリューションズ東日本、Outlook/Microsoft Teamsとの連携機能を追加した工程管理・プロジェクト管理ツール「SynViz S2」新版

 株式会社日立ソリューションズ東日本は27日、工程の一元管理および基幹システムや表計算ソフトなど関連システムとのデータ連携が可能な「プロジェクト管理統合プラットフォーム SynViz S2」について、最新バージョン「SynViz S2 3.4」の提供を6月に開始すると発表した。

 最新バージョンでは、Outlookとの連携機能を提供。ユーザーは、自分に割り当てられたアクティビティをOutlookのスケジュールに予定として登録することが可能になった。SynViz S2のURLリンクも設定されるため、OutlookからSynViz S2のタスク別ガントも表示が可能になり、これにより作業漏れの防止と予定の転記の工数削減を実現する。

 また、Outlookのスケジュールに連携されたSynViz S2の予定に対して、実績登録(Outlookのアドオン画面)を直接行うことが可能になった。結果はSynViz S2に反映されるようになり、報告の手間を削減してリアルタイムの報告が可能になる。

 さらに、Microsoft Teamsとの連携機能も追加。SynViz S2のタスクから、Microsoft Teamsのチャンネル一覧を表示・選択し、チャンネルへのリンクを作成できるようになった。SynViz S2のタスクからMicrosoft Teamsのチャネルのチャットにメッセージを投函(とうかん)し、SynViz S2からMicrosoft Teamsのチャネルを開くことができる。これにより、リモートでのタスクの課題のタイムリーな共有をサポートする。

 これらの機能により、テレワーク環境下でSynViz S2を活用した、プロジェクトメンバーとの日程の共有、Outlookを活用したプロジェクトの個人のタスクへの落とし込みと進捗報告の迅速化、Microsoft Teamsを使ったプロジェクトメンバー間のコミュニケーションの強化が図られ、プロジェクト管理の効率化と進捗状況の共有の迅速化を実現するとしている。