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インフォマート、取引業務を電子データ化する受発注サービス「BtoBプラットフォーム TRADE」

 株式会社インフォマートは18日、「BtoBプラットフォーム」の新サービスとして、従来、電話やFAXなどでやり取りされてきたアナログな取引業務を電子データ化し、一元管理できる受発注サービス「BtoBプラットフォーム TRADE」を7月に正式リリースすると発表した。

 「BtoBプラットフォーム TRADE」は、見積もりから発注、受注、納品、受領、検収までの取引を電子データ化し、クラウド上で一元管理できる受発注サービス。「BtoBプラットフォーム 請求書」「BtoBプラットフォーム 契約書」との連携により、請求・契約業務までをシームレスに完結することもできる。

 また、受注する取引先も、同じプラットフォーム上で受注や納品、請求といった処理を行えるため、双方のペーパーレス化による業務コスト削減が見込めるほか、取引データの一元化によって企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)も後押しできるとしている。

 また、「BtoBプラットフォーム TRADE」上で商品マスタを持たない仕様のため、直接材だけでなく、間接材の受発注も電子データ化可能。今後、購買管理システムなどの基幹システムと連携できるAPIも公開する予定とした。

 サービス提供開始後も機能を定期的に強化するほか、出来高請求の電子データ化を実現する「出来高管理オプションサービス」も提供する予定で、これにより建設業界のDX推進を後押しするとのこと。

 なお、インフォマートが2003年より提供している「BtoBプラットフォーム 受発注」は、食品業界特有の商流に特化した「事前に商品情報の登録(商品マスタ)が必須」の受発注サービス。また2020年より提供している「BtoBプラットフォーム 受発注for製造業」は、製造業の商流に最適化されているが、今回の「BtoBプラットフォーム TRADE」は全業界向けとなる。