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シネックスジャパンとナレッジコミュニケーション、Azureの定額チケットサービスを大学生協から提供

 シネックスジャパン株式会社と株式会社ナレッジコミュニケーションは14日、定額チケット制の「バウチャープラン for Microsoft Azure」を提供開始すると発表した。これにより、シネックスジャパンのチャネルパートナーである全国大学生協店舗から、全国の教育機関向けに同プランを提供可能になるとのこと。

 バウチャープラン for Microsoft Azureは、Microsoft Azureの利用権を事前に購入し、その範囲内でユーザーが自由にAzureを設定・利用できるサービス。事前に定額チケットを購入する仕組みのため、日本円によるスムーズな予算・稟議(りんぎ)申請が可能になるという。

 また、現在利用しているMicrosoft Azureサービスの利用金額は、Microsoft Azure Cost Managementでいつでもリアルタイムに確認でき、サービスの利用超過や予算オーバーといった自体を避けられるとした。

 初回のバウチャーは9万9800円(税込)で、Microsoft Azure利用料金とアカウント発行費用、Microsoft Azureサポート費用が含まれる。また2万9800円、4万9800円、9万9800円の追加バウチャーが用意されており、残高を追加したい場合はこれらを購入すれば引き続き利用可能になるとのこと。有効期限は初回のバウチャー購入後12カ月で、追加バウチャーを購入した場合は、追加購入日から12カ月延長される。

 なお、残高不足となった場合でも解約は行われず、Microsoft Azureサービスの利用を停止しない限り、利用料が発生し続ける点に注意が必要だ。ナレッジコミュニケーションでは、残高不足の場合、月末締め翌月10日までにメールにて請求書を送付するとしている。