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クラウド型受付システム「WowDesk」アップデート、受付予約の一括作成など4つの機能強化を実施

 ワウテック株式会社は、クラウド型受付システム「WowDesk(ワウデスク)」において、受付予約の一括作成機能など、4つの新機能を追加したと発表した。

 WowDeskは、アプリをインストールしたiPadを用いて受付対応を行うクラウド型受付システム。受付にiPadを1台設置して簡単な設定を施しておくだけで、従来は内線電話や受付担当者によって対応していた取次業務を効率化できる。

 今回はアップデートにより、4つの新機能を搭載した。1つ目の受付予約の一括作成機能は、アポイントのデータを保存したCSVファイルをインポートすることで、受付予約を一括で作成できる機能。従来は、アポイントが決まった後に受付予約を1件ずつ作成する必要があったが、今回は一度に最大500件の受付予約を短時間で作成できるようにした。CSVファイルをインポートするとWowDeskに受付予約が一括で作成され、来客が使用する受付番号が自動で発行される。

 ワウテックでは活用例として、機能の活用シーンとしては、採用面接で来社する多くの候補者の受付番号を作成する場合や、セミナー、各種説明会、ユーザーコミュニティなどのイベントを挙げている。

 2つ目は、受付予約の複製機能。ボタン1つでWowDeskの履歴や予定一覧にある情報を複製し、新規の受付予約を作成できる。これにより、ひんぱんに来社する人の情報入力などがやりやすくなるという。

 新機能の3つ目は、動画撮影機能のオンオフ設定対応。WowDeskは、来客がWowDeskを操作している時の動画撮影機能を備えており、来客を従業員があらかじめ確認してから応対できるようにしているが、導入企業の個人情報保護ポリシーや受付周りのレイアウトによっては動画撮影が不要な場合があったとのこと。そこで今回、動画撮影機能を管理者がオン/オフできるようにしている。なお、オン/オフの設定は企業もしくは拠点単位で行える。

 最後は、メモの表示形式の変更。WowDeskでは、作成した受付予約および履歴にメモを編集できる機能を備えているものの、従来は詳細画面を開いて確認する必要があった。今回のバージョンアップでは、予定一覧および履歴の一覧画面にメモを表示するようUIが変更され、一覧を表示中にメモの確認や抜け漏れのチェックなどが行えるようになったとのことだ。