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NTT東日本、クラウドサービスへの接続サービス「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」で帯域確保型サービスを提供

  • 三柳 英樹

2021年3月25日 16:24

　東日本電信電話株式会社（以下、NTT東日本）は25日、フレッツ・VPNサービスからクラウドサービスやNTT東日本のデータセンターへの接続を可能とする「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」について、帯域確保型のサービスを2021年7月から提供すると発表した。

　クラウドゲートウェイ クロスコネクトの帯域確保型サービスは、顧客のネットワーク回線をNTT東日本の指定場所（東京）まで敷設することで、複数のパブリッククラウドサービスをセキュアに最大10Gbpsの広帯域で閉域接続するネットワークサービス。

　これにより、Amazon Web Services（AWS）、Google Cloud Platform（GCP）、Microsoft Azure、Microsoft 365、Oracle Cloudなどの、IaaS、PaaS、SaaS型のクラウドサービスに対して、セキュアで大容量のデータ流通が可能となる。

　また、Microsoft Azureについては、Microsoft Azure Peering Serviceに対応している。ExpressRouteでMicrosoft 365に接続する場合は、米Microsoftへの手続きが必要となるが、Microsoft Azure Peering ServiceでMicrosoft 365に接続する場合は、この手続きが不要となる。

　帯域確保型サービスの月額料金（税込）は、10M接続プランの場合で、基本料が6万9300円、クラウド接続料（IaaS）が2万9700円、クラウド接続料（PaaS/SaaS）が19万4700円など。

　また、クラウドゲートウェイ クロスコネクト共用型については、料金改定を4月1日に実施する。サービスの1接続ごと月額料金（税込）は、100M接続プラン（共用型）の場合は現行の8万8000円から3万3000円に、1G接続プラン（共用型）の場合は現行の13万2000円から6万6000円にそれぞれ値下げされる。