ニュース

ディアイティ、サイバー攻撃統合分析プラットフォーム「WADJET」の新バージョンを販売開始

 株式会社ディアイティは23日、サイバー攻撃統合分析プラットフォーム「WADJET(ウジャト)」の新バージョン「WADJET ver4.0」を出荷開始した。

 WADJETは、組織のネットワークに配備されたIDS/IPS、ファイアウォールなどの各種セキュリティ機器やネットワーク機器を含むセキュリティ運用を支援するソリューション。対象となるネットワークのトラフィックやセキュリティ機器が発するログをリアルタイムに可視化する。

 新バージョンでは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した、標的型攻撃などのサイバー攻撃に対抗する統合分析プラットフォーム「NIRVANA改」の最新版であるver2.0を搭載するとともに、IPv6に対応。さらに、3D描画の表現力や、オペレーション、フィルタリング機能を向上した。

 また、ネットワーク監視もリモートで実施するといった状況に対応するため、マルチプラットフォーム対応システム(WebGateシステム)を追加し、Windows、Mac、iPad、iPhone、Android端末でもWebブラウザーを使用して、ネットワーク状況の確認が可能になった。今までと同様、3D空間でネットワーク状況を確認することに加え、タッチパネル操作に対応することで、直感的な操作による状況確認が可能となった。