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OKI、ボイス/ノンボイスの統合を実現したコンタクトセンターシステム「CTstage 7DX」

 沖電気工業株式会社(以下、OKI)は18日、コンタクトセンターシステム「CTstage」において、オンプレミスの最新モデルとなる「CTstage 7DX」を販売開始すると発表した。出荷開始は4月20日を予定している。

 CTstageは、日本におけるコンタクトセンターに必要な機能をオールインワンで提供するコンタクトセンターシステム。1システムで最大2000席を収容でき、必要な機能を単一アーキテクチャで提供する。また、オールインワンのため各機能が密接に連携し、システム導入も容易に行える特徴を持つ。

 今回の新モデルでは、コンタクトセンターのデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現する新機能を搭載。顧客の行動様式の変化に対応した「ボイス(音声)/ノンボイス(非音声)統合機能」により、電話(ボイス)とチャット(ノンボイス)を、ルーティングから管理、統計に至るまで完全統合したコンタクトセンターとして提供できるという。

 また、事業者自身による各種の設定変更が可能で、需要の変動や取扱品目の変更、ウィズコロナ対応もふまえたオペレーター拠点の分散化・在宅化など、事業環境の変化に対応した最適なコンタクトセンターの構築が可能とのこと。

 さらに、利用企業が最新機能を使いこなせるよう、運用サポートサービス「トータルサポート」を強化し、従来の問い合わせ受付だけでなく、オンプレミス導入で課題となる保守運用を代行するリモートオペレーションサービス、企業とともに運用改善を検討するプロアクティブサポートなども提供する。

 価格は、50席モデルで2500万円(税別)から。別途、ネットワーク機器、設置工事および設定費用などが必要となる。